Skip to main content
フィルムとiPhone

フィルムからデジタル時代へ

2000年版~2013年版までのコーギーカレンダーを私達がどうやって作っていたかというと、全国の飼い主さんからFAX(最近は使わなくなりましたね)やメールで掲載する文字情報を送ってもらい、別途、写真屋さんでプリントした紙焼き(懐かしい)の写真を郵送してもらっていました。(うーん、アナログなのかデジタルなのか・・・汗)

そんな中、2002年にはフィルムカメラとデジタルカメラの出荷台数が逆転。2004年には高機能低価格化が進みデジカメが急速に普及。カメラ業界は一気にデジタルの波に飲み込まれていきます。

僕が個人的に「フィルムからデジタルに完全に置き換わったな」と実感したのは、2012年、米国イーストマン・コダック社倒産のニュースを知った時。世界で初めてデジタルカメラを開発した会社が、デジタルカメラによって潰されたというショッキングな事件でした。この頃から、コーギーワークスのカレンダー制作でも、募集する写真をデジタルに変えるべきでは?と考えるようになります。

奇しくもコダック社が倒産した2012年辺りから、スマートフォンやタブレットが爆発的に普及し、写真は「プリントで見る」から「画面で見る」時代へと大きく変わります。翌年の2013年以降、The Corgi Works は、活動停止としながらも、時代に合った方法でカレンダー制作を続けられないかと考え続け、「カレンダー制作でもデジタルカメラの写真データを受けるべきだよ。」という意見がスタッフ間で一致。そこから、今まで作り上げてきたノウハウや、カレンダー制作プロセスそのものの見直しが始まりました。

一番の問題は、印刷品質に耐える画像データを、どうやってみなさんから送ってもらうか。ということでした。

(なんか今回は真面目な話だ)

つづく

コメントを残す